百姓天国では、環境保全型農業を意識した取り組みを行っています。
農薬や化学肥料の使用量を減らし、堆肥による土作りを行うなど、人や多様な生き物にやさしく、環境に配慮した農業を指します。
1994年農林水産省の「環境保全型農業推進の基本的考え方」の中で「農業の持つ物質循環機能を生かし、生産性との調和に留意しつつ、土づくり等を通じて、化学肥料、農薬の使用等による環境負荷の軽減に配慮した持続的な農業」と定義されています。
私たち百姓天国も、法人化した際、「ここの土地を守る」という目標を立て、このような取り組みを始めました。
化学肥料、化学合成農薬の使用量を島根県の標準的な使用量の5割以下とし、県知事が定める基準により、環境、人にやさしいお米としてエコファーマーが育てる栽培方法を、「特別栽培」といいます。百姓天国がつくる「三瓶れんげ米コシヒカリ」も、その栽培方法でつくられています。
「三瓶甘露米コシヒカリ」は、育苗時から有機肥料のみを使用し、除草剤をはじめ化学合成農薬は一切使用しないで、人の手による田んぼの草取りなど手間ひまかけ、大切に育てた安全なお米です。百姓天国も2016年現在、有機JASマークの取得を目標に農作業に励んでいます。
☆有機JASマークとは、禁止された農薬・化学肥料を使用しない、有機飼料を与える、食品添加物の使用を控えるなどの有機JAS規格を3年以上満たす農作物・畜産物・加工食品などにつける印です。
5月になると美しい景観形成ができる『れんげ』を緑肥として使用しています。柔らかく品のあるれんげはこの地域の特色!環境にやさしい取り組みをするためにかかせない植物です!